発表会について

高島ピアノ教室では、これまで24回の発表会を開催してきました。
一年の集大成として、一年の目標として、この発表会に向けて一生懸命練習する生徒さん達と共に、指導者である私も成長してきたように思います。
これからも、皆様とこの発表会を盛り上げていけたら幸いです。

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第24回高島ピアノ教室成果発表会

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 本日はお忙しい中ご来場誠にありがとうございます。
 若葉萌え希望に胸膨らむ春、おかげさまで第24回目の発表会を迎えることが出来ました。保護者の皆様、すみれ会役員をはじめ、関係者の皆様には心より御礼申し上げます。
 さて、発表会当日を迎えるまでに、私たちは約ひと月前から3回のリハーサル(勉強会)を行います。その都度、自分の出来栄えを確認し課題を見つけ、また同志の演奏に刺激を受けながら、次第に曲を自分のものにしていきます。そして今日のこのステージはその集大成となり、ついに皆様に聴いていただくことになります。達成感や喜びに加えて、このステージに立つという事は大変な緊張を伴います。「緊張に効く薬はないものでしょうか。」なんていう言葉が出たり、かつては大人の発表の舞台袖で『救心』の瓶が回る、なんていうこともありました。とにかく「緊張との闘い」であると言っても過言ではありません。平常心を保てる、そんな魔法のお薬があれば良いのですが、残念ながらその処方は自らの心の内にしかないようです。練習の段階では自分の弱い心と対峙する、努力を重ねて自分を信じられるようにする、人前で自分をさらけ出す勇気を持つ、そんなプロセスが必要に思います。ピアノの練習は孤独でなかなか辛い部分もありますが、それでもピアノが好き、ピアノを弾く事への憧れ、自分への挑戦、誰かの為に頑張りたいなど、様々な思いと目標を持って挑んでいます。ピアノ歴40年の私も「いつか、準備万端で、これ以上は出来ない!!」という最高の演奏が出来る日を夢見て諦めずに続けています。
 今日の出演者の中でいいかげんに無駄な日々を過ごしてきた人は一人もいません。皆、自らを鼓舞し懸命に取り組み、私も全力で導いて参りました。本日を迎えられた事の喜びと、感謝の気持ちを一音に込めて演奏出来たらと思います。どうぞ、最後までお楽しみいただき、演奏者の背景に思いを巡らせながらエールを送って下さい。

ー 第24回 高島ピアノ教室成果発表会プログラム 「挨拶」より

第23回高島ピアノ教室成果発表会

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 本日はお忙しい中ご来場いただき誠にありがとうございます。又、ご家族の方を始め多くの皆様には、日頃より深いご理解と温かいご支援をいただきまして、心より御礼申し上げます。
高島ピアノ教室の特徴は何といっても年齢、内容、個性などの幅広さと、その一方でチームとしての団結力ではないかと思います。一年一年確実な成長を見せてくれる子供たち、仕事を持ちながら限られた時間の中で努力を重ねる大人たち、歌もあり楽器も朗読もあり、ポジティブさんもいて心配性の人もいて、実に様々、ユニークです。しかし、このステージに立つという目標のもとでは皆同じ緊張感を持ち、同じ思いを共有しています。誰かがくじけそうになれば、誰かがすっと手を差し出し、誰かの頑張りを見て自分も負けてられないと気持ちを奮い立たせ、お互いに刺激しあい励ましあっています。どうやら仲間の言葉は先生の「喝」よりも効き目があるようです。
 今回は3歳から80歳まで40人の生徒さんが1年間の練習成果を発表します。初出演は6人、最多は連続19回目の麻衣子さん、長年後輩たちの目標として頑張ってくれた麗さんは、今回はお子さんのいろはちゃんと一緒にステージに立ちます。23回目という時間の経過を感じます。ゲストステージではアンサンブル・フェリーチェの3人が先日福島市で行われた声楽アンサンブルコンテスト全国大会で臨んだ曲目を発表してくれます。フェリーチェメンバーとの出会いも私の人生を大きく変え、豊かにしてくれました。まさに音楽が繋ぐ人の輪、音楽がもたらす生きる喜び、関わらせていただく皆さんから音楽の力をあらためて教えて頂いているように思います。昨年の発表会後から目標をたて、選曲しわくわくしながらも思い通りにいかない苦しさを乗り越え今日を迎えました。どうぞ最後までお聴きください。
 最後になりましたが、発表会開催にあたりご尽力いただきましたすみれ会会員、役員の皆様、ご家族、関係者皆様に厚く御礼申し上げます。

ー 第23回 高島ピアノ教室成果発表会プログラム 「挨拶」より